ソーマ&るいのマイコン備忘録

マイコン関連の備忘録的なこと

PIC32MM/MXで原因不明の大電力が流れる件

PIC32MM で外部からSPIで周波数を設定できるDDSを作成中に100mA近くの異常な電流が流れていることに気づきました、最高速のクロック(24Mhz)にしてもこれは異常です。出力はPB0~PB9のリニアDACだけですし、不要なピンは全て入力に設定してあります、「ラッチアップでも起こしたのか?」と思って新しいPICに交換したのですが症状は変わりません、取り外してブレッドボードに刺し、電源とコンデンサの最低限の接続をしてみたら正常な電流(約25mA)を示しました、その状態でDACをつないでみても電流はほとんど変わりません、「まさかの入力ピン?」ということでSPIを含め全ての入力においてH(3.3v)をつなぐと大電流が流れることがわかりました、実は基盤を起こしたので、パターンの関係上入力にVDDがつながる箇所があったのです、しかし入力ピンHで大電流が流れるのでは使い物になりません、MCCで何もしない雛形だけ作り直し、入力にVDDをつないでみたら異常な電流は流れませんでした、何が悪いのかサッパリです・・・、でソースをよく見るとMCCで不可解なANSELlの設定があります ANSELA = 0x0002;
ANSELB = 0x400F;

ADCを使うオーダーは一切出していないのになぜかANSELが設定されているのです、自分はこれが気に入らなくて(というかPICで不用意にANSELを設定すると入力ピンが正常に機能しないと記憶していましたが・・・)どちらも0に書き直したんですよね。

結局MCCの作成したとおりに戻したら電流は正常になりました、2週間ほど前にメーカーさんに問い合わせたのですがいまだ回答がありません、(まぁただの一ユーザーですしね)32MXも同じ現象がでます、でもこれは正式なものではありませんのでご参考までに。